広さの印象は当てにならない
賃貸住宅は印象で選んでしまうと失敗することがあります。よくある問題としてまず挙げられるのは広さです。内見したときの広さの印象は良かったのに、住んでみたら窮屈で困ってしまったというのがよくあるパターンです。通常、賃貸住宅では家具や家電がまったくない状況になっているため、内見のときには広く見えます。しかし、寝室にベッドやタンスを置いたり、リビングにテレビやソファーを置いたりすると狭くなるのは明らかでしょう。複数の物件を同じ日に内見したときには、前の部屋が狭すぎたために今見ている部屋が広く感じられることもあります。広さの印象は当てにならないので、寸法を測って十分な広さがあるかどうかを確認しましょう。
明るさの印象は時間帯によって違う
明るさについても賃貸住宅の印象としてあまり当てになりません。明るさは時間帯によって違うからです。不動産会社は借りて欲しいという気持ちがあるので、できるだけ魅力的に見える時間帯に物件の内見に案内します。明るい時間に部屋に案内されて好印象を持ったものの、住んでみると暗い時間ばかりなのに気づくことがあります。家具を置くと窓を隠す形になってしまい、光が入りにくくなるケースも少なくありません。賃貸住宅を選ぶときには周辺の建物を見て、時間帯による日の入りやすさを確認するのが大切です。屋内の家具や家電の配置などのレイアウトも具体的に考えて、十分に日の光を取り入れられるかを検討してから決めるようにしましょう。
苫小牧の賃貸料金は苫小牧駅を中心にそこから離れるほど安価になります。また札幌や千歳から近い地域がやや高めとなり、白老方面や日高方面はやや安価になる傾向があります。